2024/3/23(土)
『水平線』
小林且弥監督&
俳優・足立智充さん
舞台挨拶決定!
静岡シネ・ギャラリーでは3/22 (金)より、福島を舞台に、大切な人の突然の不在に立ち止まってしまった親子とある遺骨を巡る物語『水平線』を上映します。
公開二日目の3/23(土)上映後には、本作が長編映画デビューとなる小林且弥監督と劇中で主人公を追うジャーナリスト江田役の足立智充さんをお迎えして舞台挨拶を開催します。
GALLERY
登壇ゲスト
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足立智充(俳優)1979年12月31日生まれ、静岡県出身。舞台を中心に活動を始め、映画、ドラマ、CMなどで幅広く活躍。2023年、佐向大監督作品『夜を走る』で主演を務め、第23回日本映画プロフェッショナル大賞にて主演男優賞を受賞。主な出演作に『お嬢さん』(16/パク・チャヌク監督)、『王国(あるいはその家について)』(19/草野なつか監督)、『孤狼の血LEVEL2』(21/白石和彌監督)『夜明けのすべて』(24/三宅唱監督)など。
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小林且弥(監督)1981年生まれ、山口県出身。 2001年、俳優としての活動を開始し、数々の作品に出演。2022年、自身が中心となり映像プロジェクト集団【STUDIO NAYURA】を設立。 神奈川芸術劇場(KAAT)にて舞台「象」(22)の演出を務める。企画・プロデュースを手掛けたオムニバス映画『無情の世界』(23/監督:佐向大・山岸謙太郎・小村昌士)が新宿シネマカリテを皮切りに全国公開。映画『水平線』(ピエール瀧主演)が自身初の監督作品となる。
INFORMATION
日時:2024年3月23日(土)
14:20~の回、上映終了後舞台挨拶
料金:劇場通常料金
【注意】
当日受付順のご案内で定員制自由席。途中入場不可及び無料鑑賞使用不可
招待券・ポイントカード使用不可、舞台挨拶のみの参加不可
お問合せ:静岡シネ・ギャラリー
静岡市葵区御幸町11-14 TEL:054-250-0283
該当作品
水平線
震災で妻を失った井口真吾(ピエール瀧)は福島の港町で娘の奈生(栗林藍希)と二人暮らし。酒好きでだらしない一面もあるが、生活困窮者や高齢者を相手に格安で請け負う散骨業を営んでいる。一方、水産加工場で働く奈生は遺骨の見つからない母の死を未だ消化できないでいた。そんな日々の中、松山(遊屋慎太郎)という若い男が亡くなった兄の散骨の手続きにやってくる。何か複雑な事情を抱えた様子を察する真吾だったが、その遺骨を預かる。ある日、ジャーナリストの江田(足立智充)が真吾の元を訪れ、先日持ち込まれた遺骨が世間を一時震撼させた殺人犯のものであると告げる。震災で多くの人が眠るこの海に殺人犯の骨を撒くのかと言う江田に対し、無関係な人間が口を出すことじゃないと相手にしない真吾。しかしその後も被害者家族と真吾のやりとりをSNSで拡散するなど、江田の執拗な取材は続く。拡散された動画を目にした奈生は言葉を失う。奈生から強く散骨を反対された真吾は、遺骨の見つからない妻への思いも相まって、「骨に価値なんかない」とはぐらかすが、奈生は「ほんの一欠片だけでもお母さんの骨が欲しい」と呟き、家を出て行ってしまう。
葛藤の末、真吾は江田の誘いに乗り遺骨を返しに行くが、除染現場で懸命に働く松山の姿を目の当たりにし、踵を返す。船を借り、一人沖へと出た真吾は朝焼けの海へ遺灰を散骨する。そして、散骨を巡って真吾と奈生は積年の思いをぶつけ合うが―――。
(『水平線』公式HPより引用)
監督: 小林且弥
キャスト
ピエール瀧 栗林藍希 足立智充 内田慈 押田岳
円井わん 高橋良輔 清水優 遊屋慎太郎 大方斐紗子 大堀こういち 渡辺哲
2023年製作/119分/G/日本
配給:マジックアワー
『水平線』 公式HP
『水平線』 シネ・ギャラリー上映情報