2024/9/27~10/10
ブリジット・バルドー
レトロスペクティブ
 -BB生誕90年祭-』開催

2024/9/27から、「ブリジット・バルドー レトロスペクティブ -BB生誕90年祭-」を開催いたいたします。
ブリジット・バルドーは、戦後フランスで最初の、そして最も解放された女性として今日まで愛されています。
今年生誕90年となるアニバーサリーイヤーに全11作品からセレクトした5作品(『殿方御免あそばせ』『花嫁はあまりに美しい』『私生活』『かわいい悪魔』『ブリジット・バルドー 誤解』)を特別上映いたします。
是非、この機会にご鑑賞ください!

GALLERY

INFORMATION

日時:2024年927(金)~1010(木)

2024/9/27(金)~10/3(木) ①12:15~
9/27(金) 花嫁はあまりにも美しい
9/28(土) 殿方ご免遊ばせ
9/29(日) 私生活
9/30(月) 可愛い悪魔
10/1(火) ブリジッド・バルドー 誤解
10/2(水) 殿方ご免遊ばせ
10/3(木) 私生活


2024/10/4(金)~10/10(木) 時間未定
10/4(金) 可愛い悪魔
10/5(土) 花嫁はあまりにも美しい
10/6(日) 殿方ご免遊ばせ
10/7(月) 私生活
10/8(火) 可愛い悪魔
10/9(水) ブリジッド・バルドー 誤解
10/10(木) 殿方ご免遊ばせ


料金:劇場通常料金


【注意】
当日受付順のご案内で定員制自由席。途中入場不可及び無料鑑賞使用不可

お問合せ:静岡シネ・ギャラリー
静岡市葵区御幸町11-14 TEL:054-250-0283


上映作品

殿方ご免遊ばせ 4Kレストア版
上映日 2024/10/6
(日)・10/10(木)
上映時間 ①9:50~11:25

大統領の一人娘ブリジットは父の部下ミシェルに片思い。手を替え品を替え猛アタックを続けてついに結婚したものの、相変わらずプレイボーイのミシェルにいつ浮気されるかと気が気でない。あるとき夫への対抗心に火がついたブリジットは「私も浮気してやる」と宣言。ロックオンしたのはなんとシャルル王配。ミシェルは「健闘を祈る」と鼻で笑うが……。
『素直な悪女』(56)の成功によりBB熱が高まっていたアメリカで、本作の配給権は外国映画として当時の歴代最高額で取引されたという。


【映画情報】
監督:ミシェル・ボワロン
脚本:アネット・ワドマン、ジャン・オーレル、ジャック・エマニュエル、ミシェル・ボワロン
共演:アンリ・ヴィダル、シャルル・ボワイエ
©1957- TF1 Droits Audiovisuels – Pretoria
1957年/フランス/89分/カラー/スタンダード/字幕翻訳:手束紀子

私生活 4Kレストア版
上映日 2024/10/7
(月)
上映時間 ①9:50 ~11:40

BBを主演に迎え、BBの人生そのものを描こうとしたルイ・マル監督による名作。共演はイタリアのスター、マルチェロ・マストロヤンニ。撮影は『大人は判ってくれない』のアンリ・ドカエ。常に群衆とパパラッチに追われるセレブであるがゆえの孤独という、SNS時代にも通じるテーマを映し出す。19世紀の詩人シャルル・クロの、恋多き女性についての詩「シドニー」をメロディに乗せ、ギターで弾き語る一幕もどこか象徴的で切ない。BBの表情を1分間以上捉え続けるラストショットが強烈。

【映画情報】
監督:ルイ・マル
脚本:ジャン=ポール・ラプノー、ルイ・マル、ジャン・フェリー
共演:マルチェロ・マストロヤンニ、グレゴール・フォン・レッツォーリ
1962年/フランス・イタリア/104分/カラー/ヨーロピアンビスタ/字幕翻訳:松浦美奈
©1962 GAUMONT - STUDIO 37 – CCM

花嫁はあまりにも美しい
上映日 2024/10/5(土)
上映時間 ①9:50 ~11:30

カトリーヌは田舎のカフェで、パリから撮影に来ていた雑誌『暮らしの愛』の編集長ジュディットと、その部下で不倫相手のミシェルにスカウトされる。やがて“シュシュ”という芸名でモデルデビュー。瞬く間に売れっ子となるなかで、編集者のミシェルに恋心を抱く。
監督はのちにアンナ・カリーナ主演作『シエラザード』(63)も撮るピエール・ガスパール=ユイ。製作はBBの生涯の友人クリスティーヌ・グーズ=レナル。フランスで初めて女性プロデューサーとして成功し、このあと『私生活』でもBBと組むことになる。ピエール・バルマンの手がけたウェディングドレスが可憐でエレガント。


【映画情報】
監督:ピエール・ガスパール=ユイ 原作:オデット・ジョワイユ
脚本:フィリップ・アゴスティニ、ジュリエット・サン=ジニエ
共演:ルイ・ジュールダン、ミシュリーヌ・プレール
1956年/フランス/94分/モノクロ/スタンダード/字幕翻訳:橋本裕充
©1956 - PATHE FILMS – STUDIOCANAL

可愛い悪魔
上映日 2024/10/4
(金)・10/8(火)
上映時間 ①9:50~11:50

イヴェットは、天涯孤独でお金に困っていた。そこで女友だちと、老夫妻が営む時計店へ強盗に入り、騒ぎ立てる妻を工具で殴りつけて逃げる。女友だちは逮捕されるが、イヴェットは罪を逃れようと、高名な弁護士アンドレ・ゴビヨを頼る……。
恵まれない境遇から非行に走る若い女性と、彼女を自分のものにしようと危ない橋を渡る弁護士の姿を通してブルジョワの欺瞞や悲哀を映し出すクライムサスペンス。BBが名優ジャン・ギャバンとの共演で新境地を見せ、フランソワ・トリュフォーも賞賛した一作。


【映画情報】
監督:クロード・オータン=ララ 原作:ジョルジュ・シムノン
脚本:ジャン・オーランシュ、ピエール・ボスト
共演:ジャン・ギャバン、エドヴィージュ・フイエール
1958年/フランス/117分/モノクロ/スタンダード/字幕翻訳:橋本裕充
©1958 Production Raoul Levy / Les Films Marceau Concordia

ブリジット・バルドー 誤解
上映日 2024/10/9(水)
上映時間  ①9:50~11:50

BBの熱狂的崇拝者である監督が、多数のフッテージやプライベートショットを用いてビデオレターの形式で考察する、女優ブリジット・バルドーの肖像。
バルドーが書いた自伝の一節を、ジェック・リヴェット映画の常連である名女優ビュル・オジエが朗読している。原題『La Méprise』はバルドーの代表作の一つである『軽蔑』(63)の原題に由来。テブール監督版『La Méprise』は「誤解された者」を意味し、彼女の周囲には常に多くの誤解があったことを暗示している。


【映画情報】
監督:ダヴィド・テブール 自伝朗読:ビュル・オジエ
出演:ブリジット・バルドー、セルジュ・ゲンズブール、ロジェ・ヴァディム、ジャン=ルイ・トランティニャン、ジャン=リュック・ゴダール
2013年/フランス/114分/カラー/フルHD/字幕翻訳:橋本裕充
©2013 Gaumont Télévision / Christian Davin Production / Arte France / Institut National de l'Audiovisuel

静岡シネ・ギャラリー

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    静岡県静岡市葵区御幸町11-14-3F

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