2024/11/24(日)
『徒花 
-ADABANA-
甲斐さやか監督舞台挨拶決定

11/15(金)より甲斐さやか監督最新作『徒花-ADABANA-』を公開します。この度、公開2週目の11/24(日)上映後、甲斐さやか監督による舞台挨拶が決定しました。
監督自身が20年以上の歳月をかけて構想・脚本執筆し、井浦新さんと水原希子さんの共演で撮りあげた日仏合作映画。死が近づいている男と、臨床心理士、そして治療のために人間へ提供される「それ」との物語は、延命治療に焦点を当てた社会派作品、ぜひご来場ください。

GALLERY

登壇ゲスト

  • 甲斐さやか(監督)
    映画監督、脚本家。10代より舞台や映画の現場で助監督や美術を担当する傍ら、女子美術大学在学中、共同監督の『BORDER LINE』(2000)、『pellet』(2001) が Santafe ショートフィルムフェスティバル、オーバーハウゼン国際映画祭、ロッテルダム国際映画祭などに選出される。そして脚本・監督作の『オンディーヌの呪い』がスキップシティ国際Dシネマ映画祭「奨励賞」を受賞。初長編作品の『赤い雪 Red Snow』は、第14回JAJFF(Los Angeles Japan Film Festival)最優秀作品賞を受賞、数々の映画祭にて高評価を受ける。更に小説「シェルター」(別冊文藝春秋)を2020年に発表し、2023年には舞台『聖なる怪物』(2023)の脚本・演出も手がける。

INFORMATION

日時:2024年1124(日)
①14:10~15:50 上映終了後、舞台挨拶

登壇:甲斐さやか監督

料金:劇場通常料金 ※ポイントカード・無料鑑賞使用不可


【注意】
当日受付順のご案内で定員制自由席。途中入場不可及び無料鑑賞使用不可
招待券・ポイントカード使用不可、舞台挨拶のみの参加不可


お問合せ:静岡シネ・ギャラリー
静岡市葵区御幸町11-14 TEL:054-250-0283


該当作品

徒花 -ADABANA-

裕福な家庭で育った新次(井浦新)は、妻との間に一人娘も生まれ、周りから見れば誰もが望むような理想的な家族を築いていた。
しかし、死の危険も伴うような病気にむしばまれ、とある病院で療養している。
手術を前にした新次には、臨床心理士のまほろ(水原希子)が心理状態を常にケアしていた。しかし毎日眠れず、食欲も湧かず、不安に苛まれている新次。
まほろから「普段、ためこんでいたことを話すと、手術に良い結果をもたらす」と言われ、過去の記憶を辿る。
そこで新次は、海辺で知り合った謎の「海の女」(三浦透子)の記憶や、幼い頃の母親(斉藤由貴)からの「強くなりなさい、そうすれば守られるから」と言われた記憶を呼び起こすのだった。
記憶がよみがえったことで、さらに不安がぬぐえなくなった新次は、まほろに「それ」という存在に会わせてほしいと懇願する。
「それ」とは、病気の人間に提供される、全く同じ見た目の“もう一人の自分(それ)”であった……。
「それ」を持つのは、一部の恵まれた上層階級の人間だけ。選ばれない人間たちには、「それ」を持つことすら許されなかった。新次は、「それ」と対面し、自分とまったく同じ姿をしながらも、今の自分とは異なる内面を持ち、また純粋で知的な「それ」に関心を持ちのめりこんでいく……。

(『徒花 -ADABANA-』公式HPより引用)

脚本・監督:甲斐さやか
井浦新 水原希子
三浦透子 甲田益也子 板谷由夏 原日出子 斉藤由貴 永瀬正敏

2024年製作/日本
配給:NAKACHIKA PICTURE

(C) 2024「徒花-ADABANA-」製作委員会/DISSIDENZ

『徒花 -ADABANA-』 公式HP

『徒花 -ADABANA-』 シネ・ギャラリー上映情報

静岡シネ・ギャラリー

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