2023/12/23(土)
『ほかげ』 塚本晋也監督
舞台挨拶決定!
2023/12/22(金)~塚本晋也監督最新作『ほかげ』を公開します。
戦場の極限状況で変貌する⼈間を描いた『野⽕』(14)、太平の世が揺らぎ始めた幕末を舞台に⽣と暴⼒の本質に迫った『斬、』(18)、その流れを汲んだ本作の舞台は、終戦後の闇市。
戦争を民衆の⽬線で描いた、戦争に近づく現代の世相を問う祈りの物語。
公開2日目の12/23(土)14:05~上映後、塚本監督による舞台挨拶とサイン会を開催します。
GALLERY
登壇ゲスト
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塚本 晋也(監督)1960年1月1日、東京・渋谷生まれ。14歳で初めて8ミリカメラを手にする。87年『電柱小僧の冒険』でPFFグランプリ受賞。89年『鉄男』で劇場映画デビューと同時に、ローマ国際ファンタスティック映画祭グランプリ受賞。以降、国際映画祭の常連となり、その作品は世界の各地で配給される。世界三大映画祭のヴェネチア国際映画祭との縁が深く、『六月の蛇』(02)はコントロコレンテ部門(のちのオリゾンティ部門)で審査員特別大賞、『KOTOKO』(11)はオリゾンティ部門で最高賞のオリゾンティ賞を受賞。『鉄男 THE BULLET MAN』(09)、『野火』(14)、『斬、』(18)でコンペティション部門出品。本作『ほかげ』はオリゾンティ・コンペティション部門へ出品された。また、北野武監督作『HANA-BI』がグランプリを受賞した97年にメインコンペティション部門、05年はオリゾンティ部門、19年にはメインコンペティション部門と3度にわたって審査員を務めている。
製作、監督、脚本、撮影、照明、美術、編集などすべてに関与して作りあげる作品は国内、海外で数多くの賞を受賞、長年に渡り自主制作でオリジナリティ溢れる作品を発表し続ける功績を認められ、2019年にはドイツで開催される世界最大の日本映画祭「第19回ニッポン・コネクション」にてニッポン名誉賞、ニューヨークで開催される北米最大の日本映画祭「第13回 Japan Cuts~ジャパン・カッツ!」にて、第8回CUT AVOVE(カット・アバブ)賞を受賞した。
俳優としても監督作のほとんどに出演するほか、他監督の作品にも多く出演。2002年には『とらばいゆ』(01/大谷健太郎監督)、『クロエ』(01/利重剛監督)、『溺れる人』(00/一尾直樹監督)、『殺し屋1』(01/三池崇史監督)で毎日映画コンクール男優助演賞を受賞。同コンクールでは15年に『野火』で監督賞・男優主演賞をW受賞、19年に『斬、』で男優助演賞を受賞している。その他出演作に『沈黙ーサイレンスー』(16/マーティン・スコセッシ監督)、『シン・仮面ライダー』(23/庵野秀明監督)。NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』(19)などドラマにも多数出演。
INFORMATION
日時:2023年12月23日(土)
14:05~の回上映終了後に舞台挨拶とサイン会開催
ゲスト:
塚本晋也(監督)
料金:
劇場通常料金に準ずる
【注意】
※当日受付順のご案内で定員制自由席。途中入場・舞台挨拶のみの参加不可。
当日朝、開館時(9:30~ ※混みあう場合は早めにオープンする場合もございます)より劇場窓口にてチケット(整理券)を販売します。
前売券をお持ちのお客様も、受付カウンターでかならず整理券とお引き換え下さい。
※会員無料鑑賞・招待券・ポイントカード使用不可
※前売券使用可
※登壇者は予告なく変更する場合がございます。予めご了承ください。
会場:静岡シネ・ギャラリー
お問合せ:静岡シネ・ギャラリー
静岡市葵区御幸町11-14 TEL:054-250-0283
該当作品
ほかげ
女は、 半焼けになった小さな居酒屋で1人暮らしている。体を売ることを斡旋され、戦争の絶望から抗うこともできずにその日を過ごしていた。空襲で家族をなくした子供がいる。
闇市で食べ物を盗んで暮らしていたが、ある日盗みに入った居酒屋の女を目にしてそこに入り浸るようになり…。
(『ほかげ』公式HPより引用)
監督・脚本・撮影・編集: 塚本晋也
製作国: 日本 製作年: 2023年 配給: 新日本映画社
キャスト:
趣里 (女) 森山未來 (テキ屋の男) 塚尾桜雅 (戦争孤児)
河野宏紀 (復員兵) 利重剛 (中年) 大森立嗣 (優しそうな男)
(C) 2023 SHINYA TSUKAMOTO / KAIJYU THEATER
『ほかげ』 公式HP
『ほかげ』 シネ・ギャラリー上映情報