2019/5/19(日)開催
映画
『ニッポニアニッポン
フクシマ狂詩曲』
静岡上映会開催!

2019/5/19(日)開催

【上映に寄せて】
本作品の舞台は、原発事故後の福島ですが、反原発というテーマを声高に叫ぶのではなく、風刺の効いたミュージカルというスタイルを使って観客に提示しています。また、高度な技術による実写とアニメをコラボしたユニークな映像も、この作品の見どころの一つです。本作品の上映により、静岡市民の方々に対して、新しい映像を体感しながらあらためて原発問題と被災地への理解を深めていただき、そこから自分たちの未来、そして日本の未来について考えていただきたいと考えております。
映画鑑賞に加えて、第一線で活躍されている映画評論家・北川れい子さんを迎え、才谷遼監督とのトークを通して、映画製作の裏話なども楽しんでいただければと思います。
 映画『ニッポニアニッポン』を静岡で上映する会 代表 松本
 ~上映会開催趣旨から一部引用~

日程

2019年5月19日(日)
14:00~開演(開場13:30~)

ゲスト

才谷遼(映画監督)、北川れい子(映画評論家)

料金

一般前売一律1,500円
(当日1,800円)
子ども
(小学生以下)前売800円
(当日1,100円)

※全席自由、定員200名、途中入場不可

主催:映画『ニッポニアニッポン』を静岡で上映する会
会場・協力・プレイガイド:サールナートホール

ゲスト

才谷 遼
(監督・脚本・原案)

1952年大分県生まれ。日大学部藝術映画学科在学時より岡本喜八監督に師事。1982年、株式会社ふゅーじょんぷろだくと設立。まんがアニメ専門誌「COMIC BOX」を創刊。1998年、東京都杉並区阿佐ヶ谷に複合施設ラピュタビル(映画館・小劇場・レストラン)をオープン。映画館「ラピュタ阿佐ヶ谷」では邦画旧作上映に注力すると共に、国内外の短編アニメ作品を集めた、ラピュタアニメーションフェスティバルを開催。2006年「アート・アニメーションのちいさな学校」を開校、事務局長を務める。2015年『セシウムと少女』で商業映画監督デビュー。海外の25の賞にノミネート、10もの受賞を果たした。

ゲスト

北川れい子
(映画評論家)

映画評論家。東京中野生まれ。1970年代に、国家公務員の傍ら、「映画芸術」の小川徹編集長に知遇を得たのをきっかけに映画批評を書き始め、「キネマ旬報」「週刊新潮」ほか映画誌・一般紙誌に精力的に執筆。「週刊漫画ゴラク」誌の日本映画コラムは83年以来現在も続行中で、2018年に「勝負 ニッポン映画評」のタイトルで評論集を刊行(ワイズ出版)。キネマ旬報賞、毎日映画コンクール、山路ふみ子映画賞の選奨委員も務める。

上映作品

『ニッポニアニッポン
フクシマ狂詩曲』

フクシマ県楢穂町の役場に出向してきた楠穀平(隆大介)は、助役・村井(寺田農)の案内で各地を視察する。そこで穀平は、津波の被害を受けた地区や復旧しない鉄道、延々と続く除染作業など、原発事故後のフクシマの現状を目の当たりにする。ある日穀平は、近日開催される「原子力研究所副所長就任を祝う会」を滞りなく行うよう、村井から命じられる。

●監督・原案・脚本:才谷遼●出演:隆大介、寺田農、デコウトミリ、宝田明、慶徳優菜 ほか●ラピュタ阿佐ヶ谷配給●2019年日本●113分 (C) ラピュタ阿佐ヶ谷

静岡シネ・ギャラリー

〒420-0857 静岡市葵区御幸町11-14
サールナートホール3階

054-250-0283 (劇場直通)

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