テレビプロデューサー、風松吉は、なぜか近づいてくる女も多く、関係を持った女は大勢いた。妻の双葉はそんな夫をあきらめて、淋しい毎日をレストラン経営にまぎらわしていた。
風と女たちは、遊びの関係だったが、なぜか彼女たちは風を忘れられずにいた。彼女たちは風のことが気になるあまり、「風がポックリ死ねばよい」「風を誰か殺してくれないかしら」と言っていた。
そんな話を耳にした風本人は、十人の女が自分を殺そうとしていると思い込む。
どうして自分が殺されようとしているのか彼にはわけがわからず、思い悩んだ彼は、妻の双葉に打ち明けてしまい……。
「足にさわった女(1960)」の和田夏十のオリジナル・シナリオを、「おとうと(1960)」の市川崑が監督した、テレビ界を舞台にした人間が人間でありたいというノスタルジーの物語。
撮影は「お嬢さん」の小林節雄。
リバイバル上映で若い世代の圧倒的な支持を得た、大傑作。
監督:市川崑
脚本:和田夏十
制作国:日本
制作年:1961年
配給:KADOKAWA
上映時間:102分
キャスト
船越英二 (風松吉)
岸惠子 (石ノ下市子)
山本富士子 (風双葉)
宮城まり子 (アート社三輪子)
中村玉緒 (四村塩)
岸田今日子 (後藤五夜子)
©KADOKAWA1961
※前売券は、7/6(金)までの販売となります。それ以降のご購入はできません。7/7(土)以降は当日券をお求め下さい。
☆劇場窓口……
前売1回券 1,100円
前売3回券 3,000円
(先着限定数で特製ポストカード付き)
3階シネ・ギャラリー窓口にて販売中!
☆チケットぴあでの前売券のお取扱はございません。
7/7以降は、当日券のみの販売となります。
一般 1,600円
学生・子ども・シニア(60歳以上)・障がい者 1,300円
シネ・ギャラリー会員
平日 1,100円
土日祝 1,400円(シニア会員・学生会員・U-25会員は1,100円)
ファーストデイ(毎月1日)
1,100円(どなたでも)