2024/12/21(土)
『徒花 
-ADABANA-
甲斐さやか監督・井浦新さん
舞台挨拶&特別上映会決定

甲斐さやか監督最新作『徒花-ADABANA-』の静岡シネ・ギャラリーでの上映は一旦、11/28(木)をもって終了しましたが、この度、甲斐監督の舞台挨拶に同席できなかった主演・井浦新さんの来静が決定したため、改めて12/21(土)に特別上映会を開催します。
当日の上映後、甲斐さやか監督と井浦新さんによる舞台挨拶があります。終演後はサイン会も予定しています。見逃していた方もぜひ、この機会にご参加ください。

GALLERY

登壇ゲスト

    Photo by Masatoshi Nagase
  • 甲斐さやか(監督)
    映画監督、脚本家。10代より舞台や映画の現場で助監督や美術を担当する傍ら、女子美術大学在学中、共同監督の『BORDER LINE』(2000)、『pellet』(2001) が Santafe ショートフィルムフェスティバル、オーバーハウゼン国際映画祭、ロッテルダム国際映画祭などに選出される。そして脚本・監督作の『オンディーヌの呪い』がスキップシティ国際Dシネマ映画祭「奨励賞」を受賞。初長編作品の『赤い雪 Red Snow』は、第14回JAJFF(Los Angeles Japan Film Festival)最優秀作品賞を受賞、数々の映画祭にて高評価を受ける。更に小説「シェルター」(別冊文藝春秋)を2020年に発表し、2023年には舞台『聖なる怪物』(2023)の脚本・演出も手がける。
  • 井浦 新(俳優)
    1974年9月15日生まれ、東京都出身。1998年に是枝裕和監督『ワンダフルライフ』で映画初主演。若松孝二監督『11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち』(2012)で日本映画プロフェッショナル大賞主演男優賞、ヤン・ヨンヒ監督『かぞくのくに』(2012)でブルー・リボン賞助演男優賞を受賞。近年の主な出演作に河瀨直美監督『朝が来る』(2020)、かなた狼監督『ニワトリ☆フェニックス』(2022)、森井勇佑監督『こちらあみ子』(2022)、森達也監督『福田村事件』(2023)、今泉力哉監督『アンダーカレント』(2023)、穐山茉由監督『人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした』(2023)、久保茂昭監督『ゴールデンカムイ』(2024)、若き日の若松孝二役を演じた白石和彌監督『止められるか、俺たちを』(2018)の続編となる井上淳一監督『青春ジャック 止められるか、俺たちを2』『東京カウボーイ』(2024)など。また俳優業の他にもミニシアター支援プロジェクト「ミニシアターパーク」、アパレルブランド〈ELNEST CREATIVE ACTIVITY〉ディレクター、サステナブル・コスメブランド〈Kruhi〉ファウンダーを務めるなど、その活動は多岐にわたる。甲斐監督の作品は『赤い雪 Red Snow』(18)に続き2作目の出演となる。

INFORMATION

日時:2024年1221(土)
14:40~上映開始(14:10開場) ※上映後、舞台挨拶

登壇:甲斐さやか(監督)・井浦新(俳優)

料金:
当日券 劇場通常料金(ポイントカード・無料鑑賞使用不可)

特別前売券

(特別前売券は、2024/12/6(金)9:30から販売開始 混みあう場合は早めにオープンする場合もあります)

一般1,500円、シニア1,300円、大学生・専門学生1,200円
会員1,400円、シニア会員1,200円、U-25会員1,100円


【注意 必ずご一読ください】

※前売券が完売した場合は当日券の販売はありません。
※当日12/21(土)10:00からチケット販売(当日券がある場合のみ)及び、整理券交換を行います。
前売券をお持ちの方でも整理券の交換が必要です。開場時間(14:10)から、整理券の番号5番ごとご入場いただき、劇場内は自由席となります。
※途中入場不可及び無料鑑賞使用不可
※招待券・ポイントカード使用不可、舞台挨拶のみの参加不可


お問合せ:静岡シネ・ギャラリー
静岡市葵区御幸町11-14 TEL:054-250-0283


該当作品

徒花 -ADABANA-

裕福な家庭で育った新次(井浦新)は、妻との間に一人娘も生まれ、周りから見れば誰もが望むような理想的な家族を築いていた。
しかし、死の危険も伴うような病気にむしばまれ、とある病院で療養している。
手術を前にした新次には、臨床心理士のまほろ(水原希子)が心理状態を常にケアしていた。しかし毎日眠れず、食欲も湧かず、不安に苛まれている新次。
まほろから「普段、ためこんでいたことを話すと、手術に良い結果をもたらす」と言われ、過去の記憶を辿る。
そこで新次は、海辺で知り合った謎の「海の女」(三浦透子)の記憶や、幼い頃の母親(斉藤由貴)からの「強くなりなさい、そうすれば守られるから」と言われた記憶を呼び起こすのだった。
記憶がよみがえったことで、さらに不安がぬぐえなくなった新次は、まほろに「それ」という存在に会わせてほしいと懇願する。
「それ」とは、病気の人間に提供される、全く同じ見た目の“もう一人の自分(それ)”であった……。
「それ」を持つのは、一部の恵まれた上層階級の人間だけ。選ばれない人間たちには、「それ」を持つことすら許されなかった。新次は、「それ」と対面し、自分とまったく同じ姿をしながらも、今の自分とは異なる内面を持ち、また純粋で知的な「それ」に関心を持ちのめりこんでいく……。

(『徒花 -ADABANA-』公式HPより引用)

脚本・監督:甲斐さやか
井浦新 水原希子
三浦透子 甲田益也子 板谷由夏 原日出子 斉藤由貴 永瀬正敏

2024年製作/日本
配給:NAKACHIKA PICTURE

(C) 2024「徒花-ADABANA-」製作委員会/DISSIDENZ

『徒花 -ADABANA-』 公式HP

静岡シネ・ギャラリー

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    静岡県静岡市葵区御幸町11-14-3F

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