2023/6/17(土)
映画『「生きる」大川小学校
津波裁判を闘った人たち』
トークイベント決定!

6/16(金)より東日本大震災で多数の犠牲者を出した宮城県石巻市の大川小学校を題材に、遺された親たちの10年に及ぶ思いを記録したドキュメンタリー『「生きる」大川小学校 津波裁判を闘った人たち』を上映します。
6/17(土)の上映後には、寺田和弘監督と静岡市清水区にある中央法律事務所の弁護士であり防災士として活躍されている永野海さんをお迎えしたトークイベントが決定しました。

GALLERY

登壇ゲスト

  • 寺田 和弘(監督)
    1971年神戸市出身。1990年神戸高塚高校卒業。1999年から2010年までテレビ朝日「サンデープロジェクト」 特集班ディレクター。シリーズ企画「言論は大丈夫か」などを担当。
    2011年から所属する番組制作会社パオネットワークで、主に社会問題を中心に番組制作を 行う。近年はアイヌの“先住権”問題の取材に取り組んでいる。受賞作に「シリーズ言論は大丈夫か~ビラ配り逮捕と公安~」(テレビ朝日・ABC サンデー プロジェクト、2006年JCJ賞)、「DNA鑑定の闇~捜査機関“独占”の危険性~」(テレビ朝 日、2015年テレメンタリー年間最優秀賞・ギャラクシー賞奨励賞)がある。本作『「生きる」 大川小学校 津波裁判を闘った人たち』が、長編ドキュメンタリー映画初監督作品となる。

  • 永野 海(弁護士/防災士)
    弁護士/防災士。静岡市教育委員会学校防災アドバイザー。ニュースeveryしずおか(第一テレビ)元番組コメンテーター。主な著書に『みんなの津波避難22のルール 3つのSで生き残れ!』(合同出版)、『子どもたちの命と生きる ― 大川小学校津波事故を見つめて』(信山社)、『防災・減災の法務」(有斐閣)共著、『改訂版 弁護士のための水害・土砂災害対策QA』(第一法規)編著などがある。

INFORMATION

日時:2023年617(土)
①9:50~の回、上映終了後にトークイベント

ゲスト:永野 海さん(弁護士・防災士) 寺田 和弘さん(監督)

料金:劇場通常料金
   ※定員制、舞台挨拶のみの参加及び無料鑑賞使用不可

会場:静岡シネ・ギャラリー

お問合せ:静岡シネ・ギャラリー
 静岡市葵区御幸町11-14 TEL:054-250-0283


該当作品

「生きる」大川小学校
津波裁判を闘った人たち

2011年3月11日に起こった東日本大震災で、宮城県石巻市の大川小学校は津波にのまれ、全校児童の7割に相当する74人の児童(うち4人は未だ行方不明)と10人の教職員が亡くなった。地震発生から津波が学校に到達するまで約51分、ラジオや行政防災無線で津波情報は学校側にも伝わりスクールバスも待機していた。にもかかわらず、この震災で大川小学校は唯一多数の犠牲者を出した。この惨事を引き起こした事実・理由を知りたいという親たちの切なる願いに対し、行政の対応には誠意が感じられず、その説明に嘘や隠ぺいがあると感じた親たちは真実を求め、石巻市と宮城県を被告にして国家賠償請求の裁判を提起した。彼らは、震災直後から、そして裁判が始まってからも記録を撮り続け、のべ10年にわたる映像が貴重な記録として残ることになっていく——。
(『「生きる」大川小学校 津波裁判を闘った人たち』公式HPより引用)

監督: 寺田和弘
協力:大川小学校児童津波被災遺族原告団、吉岡和弘、齋藤雅弘

配給:きろくびと
2022年/日本/16:9/カラー/124分
©︎2022 PAO NETWORK INC.

『「生きる」大川小学校 津波裁判を闘った人たち』 公式HP

静岡シネ・ギャラリー

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