2022/8/20(土)
伊勢真一監督最新作
『いまはむかし
-父・ジャワ・幻のフィルム-』
特別上映会開催

『奈緒ちゃん』『風のかたち』『妻の病』など数々のヒューマンドキュメンタリーを手がけてきた伊勢真一監督が、戦時中にインドネシアでプロパガンダ映画の製作に携わっていた父・伊勢長之助の足跡と、その幻のフィルムの行方を追う旅を自ら記録したドキュメンタリー『いまはむかし -父・ジャワ・幻のフィルム-』の特別上映会を開催します。
ウクライナ侵攻が始まる半年前に公開された本作を、「戦争をやめてほしい」と切に願う監督の意志に賛同した「9条の会」をはじめとする静岡の有志メンバーとともに上映します。
また、『いまはむかし』公開記念として、伊勢長之助をはじめとする映画人が製作した極東軍事裁判の速報ニュース映画『東京裁判−世紀の判決』も併映します。

GALLERY

登壇ゲスト

  • 監督:伊勢真一(いせ・しんいち)
    1949年東京生まれ。ドキュメンタリー映像作家。デビュー作はてんかんと知的障がいのある姪っ子を撮影した『奈緒ちゃん』(95年)。以降ヒューマンドキュメンタリー映画を自主製作・自主上映で創り続ける。近作は『えんとこの歌』
    (19年 毎日映画コンクールドキュメンタリー賞、文化庁映画賞受賞)。

INFORMATION

日時:2022年820(土)
13:30~開演(13:00~開場)

ゲスト:伊勢真一(映画監督) ※本編(88分)上映後、舞台挨拶

会場・問合せ:サールナートホール 静岡市葵区御幸町11-14 TEL:054-250-0283

主催:サールナートホール
共催:『いまはむかし』静岡上映実行委員会

料金
一般前売1,400円 (一般当日1,800円)
シネ・ギャラリー会員前売1,200円 (会員当日1,400円)
※定員制、自由席、払い戻し・途中入場不可


※ご来館いただく際は、マスクの着用をお願いします。
※尚、今後の新型コロナウイルス感染症流行の状況によりやむを得ず中止となる可能性がございます。予めご了承ください。→当館におけるウイルス対策について



お問合せ:静岡シネ・ギャラリー 静岡市葵区御幸町11-14-3F
TEL:054-250-0283

上映作品

『いまはむかし
-父・ジャワ・幻のフィルム-

戦時中、日本は植民地解放をうたってアジア各地を占領していたが、そんな中で記録映画編集者の伊勢長之助(1921~73)は、「文化戦線」の一員としてインドネシアに渡り、大東亜共栄圏という名目でプロパガンダ映画を作っていた。長之助の長男である伊勢真一監督は、亡き父がどのような思いで国策映画を手がけていたのかを知るため、30年ほど前から取材をはじめ、父の足跡と父たちが作ったフィルムの行方を追う長い旅を続けていた。やがて、その旅に真一の長男で映像ディレクターの伊勢朋矢、長女で俳優の伊勢佳世も加わり、父から子へ、そして孫へと時代の記録が手渡されていく。

「奈緒ちゃん」「えんとこ」「風のかたち」など数々のヒューマンドキュメンタリーを手がけている伊勢真一監督が、戦時中にインドネシアでプロパガンダ映画の製作に携わっていた父・伊勢長之助の足跡と、その幻のフィルムを行方を追う旅を自ら記録したドキュメンタリー。
(映画.com公式HPより引用)

伊勢真一監督最新作『いまは むかし −父・ジャワ・幻のフィルム−』
2021年/カラー/88分(1時間28分)/DCP/16:9/サラウンド

『いまは むかし −父・ジャワ・幻のフィルム−』 公式HP

 

同時上映

『東京裁判 世紀の判決』

第二次世界大戦後、昭和23年、極東軍事裁判の速報ニュース。大東亜戦争(太平洋戦争)の日本の戦争責任を問う。憲法第9条「戦争放棄」をメッセージして終わる。国策映画にかかわった伊勢長之助をはじめとする映画人による製作。

(1948年/17分 構成・編集:伊勢長之助など)

 

静岡シネ・ギャラリー

  • 〒420-0857
    静岡県静岡市葵区御幸町11-14-3F

    TEL 054-250-0283

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