2022/12/11(日)
遠藤滋 歌集『いのちゆいのちへ』刊行1周年記念
『えんとこの歌』追悼上映
+アフタートーク

脳性まひで寝たきり生活を強いられながらも介助の若者たちと共に暮らし、50代後半からベッドの上で数々の短歌を詠むようになった遠藤滋さん。彼の歌集『いのちゆいのちへ』が2021年12月10日に刊行され、「わたしのいのちから すべてのいのちへ」というメッセージを残し、今年の5月に永眠されました。
この度、遠藤さんの歌集発行1周年を記念し、生前の遠藤さんと介助者たちの心の交流を追った『えんとこの歌』追悼上映会を開催します。アフタートークには遠藤さんと学生時代からの友人であり本作監督の伊勢真一さん、遠藤さんの歌集を高く評価されている静岡市出身の歌人・田中章義さんをお迎えします。

GALLERY

登壇ゲスト

  • 監督:伊勢真一(いせ・しんいち)
    1949年東京生まれ。ドキュメンタリー映像作家。デビュー作はてんかんと知的障がいのある姪っ子を撮影した『奈緒ちゃん』(’95年)。以降ヒューマンドキュメンタリー映画を自主製作・自主上映で創り続ける。近作は『えんとこの歌』(’19年 毎日映画コンクールドキュメンタリー賞、文化庁映画賞受賞)、『いまはむかし』(‘21年アムステルダム・ドキュメンタリー国際映画祭3部門ノミネート作品)がある。
  • 歌人・作家:田中章義(たなか あきよし)
    1970年静岡市生まれ。大学1年生のときに第36回角川短歌賞を受賞。以後、在学中から角川書店、文藝春秋、新潮社、集英社、講談社などの雑誌に執筆・連載を開始。NHKや民放のテレビ・ラジオでもレギュラー番組を持つ。「地球版・奥の細道」づくりをめざし、世界を旅しながら、ルポルタージュ、紀行文、絵本等も執筆し、これまで30冊ほどの単行本を出版している。

INFORMATION

日時:2022年1211(日)
14:00~開演(13:30~開場)
上映後、アフタートーク(45分程度予定)
16:30頃終演予定

上映作品/『えんとこの歌 寝たきり歌人・遠藤滋』
(2019年製作/96分/いせフィルム配給)

ゲスト/伊勢真一(映画監督)、田中章義(歌人・作家)
トークテーマ「語り継ぎたい、遠藤滋が残したもの」


会場・問合せ:サールナートホール 静岡市葵区御幸町11-14 TEL:054-250-0283
主催/㈱サールナートホール
後援/『えんとこの歌』静岡上映委員会


料金
一般前売1,400円 (一般当日1,800円)
シネ・ギャラリー会員前売1,200円 (会員当日1,400円)
※定員制、自由席、払い戻し・途中入場不可


※ご来館いただく際は、マスクの着用をお願いします。
※尚、今後の新型コロナウイルス感染症流行の状況によりやむを得ず中止となる可能性がございます。予めご了承ください。→当館におけるウイルス対策について



お問合せ:静岡シネ・ギャラリー 静岡市葵区御幸町11-14-3F
TEL:054-250-0283

上映作品

『えんとこの歌
寝たきり歌人・遠藤滋

脳性まひで寝たきり生活を強いられながらも介助の若者たちと触れ合い、ベッドの上で数々の短歌を詠む遠藤滋さんの姿を記録したドキュメンタリー。監督は、遠藤さんとは学生時代の友人でもあり、1999年にも同じく遠藤さんの日々を追ったドキュメンタリー「えんとこ」を手がけた伊勢真一。脳性まひのため寝たきり生活を送りながらも、自ら介助者のネットワーク「えんとこ」(「遠藤のいるところ、縁のあるところ」の意)を組織した遠藤さん。ベッドの上での生活は35年を過ぎ、障がいも進行していく中、遠藤さんは50代後半から短歌を詠むようになり、心の叫びを言葉に託す日々を送る。そんな彼と介助者たちの心の交流を通して、ありのままの命を生かし合いながら生きる人々の姿を浮かび上がらせる。(映画.com公式HPより引用)

伊勢真一監督最新作『えんとこの歌 寝たきり歌人・遠藤滋』
2019年/カラー/96分

『えんとこの歌 寝たきり歌人・遠藤滋』 公式HP

 

静岡シネ・ギャラリー

  • 〒420-0857
    静岡県静岡市葵区御幸町11-14-3F

    TEL 054-250-0283

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