2021/10/2(土)
『Being であること』
トークイベントつき特別上映会
LGBTQとひとくくりにされる人たちは、本当にマイノリティなのか? マイノリティという言葉を使うことは正しいのか、当事者たちが何を思い感じているか、どういう表現や対応を嫌い、受け入れているのか。本作のプロデューサーであり、日本初のインティマシー・コーディネーターの有資格者である西山ももこ自らが、今まで聞けなかった本当のこと、それぞれの自分自身「であること」を友人をはじめとする9人と語り合う。
当日の上映後、西山さんに加えて本作の監督・和田萌さん、映画にも出演している市川広さんと一般社団法人LGBT-JAPAN代表理事である田附 亮さんをお招きして、トークイベントを行います。
※インティマシー・コーディネーターとは、映画やテレビなどのセックスシーンやヌードシーンで、制作と俳優の間に立って調整をする仕事です。
GALLERY
登壇ゲスト
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和田萌2007年よりドキュメンタリーの演出家としてNHKや毎日放送「情熱大陸」を中心に番組を制作。2010年ATP新人賞、2018年放送文化基金賞、2020年ギャラクシー賞、ATP賞などを受賞。作品に、八十歳の漂流俳優ヨシ笈田 三島が託した日本(2014年WOWOW)、野村萬斎×シェイクスピア(2016年BSフジ)、銀嶺の空白地帯に挑む・カラコルム シスパーレ(2018年NHK)、日曜美術館 写真家・大石芳野(2019年NHK)、情熱大陸「ピアニスト 反田恭平」「稲垣えみ子」「絵本作家 ヨシタケシンスケ」「ポールダンサー小源寺亮太」他多数(毎日放送)
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西山ももこ高校からカレッジ卒業まで6年間、アイルランドで学生生活を送る。その後 大学でチェコ のプラハ芸術アカデミーに留学、2009年からは日本でアフリカ専門のコーディネート会社にて経験を積み、2016年 よりフリーランスに転向。月1~2回のペースでアフリカ、欧米、アジアでの海外ロケだけでなく、国内でのロケ、また国内外のイベント制作に携わる。 現在はドキュメンタリー映画『Being であること』をプロデュース・出演し、2020年に国内初インティマシー・コーディネーターの資格を取得。
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市川 広10代の時、英語を学ぶためオーストラリアに留学。帰国後はダンサーを経てインストラクターとして活動。現在はCM、テレビなどに出演したり、アーティスト活動を行っている。現在は彼氏とHappy life中!
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田附 亮一般社団法人LGBT-JAPAN代表理事.
生物学的には女性で生まれるが、自身の事を男性として認識しているトランスジェンダー男性。2006年にホルモン治療を開始し男性化し、2009年に乳腺乳房摘出手術、戸籍上の名前を亮子から亮に変更。
LGBTQについて社会が変わるのではなく、LGBTQ自らも社会の一員になるべく変化していく事を重要視している。社会にお願いするだけではなく、お互いが歩み寄ることが大切であるということを理念に活動。社会とLGBTQの架け橋になり、LGBTQは多様な人々の中のほんの一部でしかないというフラットな姿勢と持ち前の明るさで何でも聞きやすく話しやすいとLGBTQだけでなく様々な人からご評価いただき、企業研修・講演会・当事者家族のサポートなどを行なっている。各種メディア出演に、NHK クローズアップ現代+ 「”改名””100人~私が名前を変えたワケ~」、他LGBT関係メディア、AmebaTVなど。
INFORMATION
日時:2021年10月2日(土)
13:30~開演 (13:00開場)
ゲスト:
和田 萌(映画監督)、西山 ももこ(プロデューサー)、 市川 広(パフォーマー) 、
田附 亮(一般社団法人LGBT-JAPAN代表理事)
※上映後、トークイベント
会場・問合せ:サールナートホール 静岡市葵区御幸町11-14 TEL:054-250-0283
主催:サールナートホール、共催:静岡新聞社・静岡放送
料金:
前売券
一般前売 1,500円
シネ・ギャラリー会員前売 1,200円
前売券取扱場所:
・静岡シネ・ギャラリー3階窓口(21:00頃まで営業)
当日券
会員当日 一律1,500円
一般当日 一律1,800円
当日券取扱場所:
静岡シネ・ギャラリー (当日お越しになる場合は、当館にてご購入ください。)
※当日10:00~整理券への交換が必要となります。
前売券をお持ちの方も整理券に交換をお願いします。
※定員制、自由席、払い戻し・途中入場不可。
ご来館いただく際は、マスクの着用をお願いします。
尚、今後の新型コロナウイルス感染症流行の状況によりやむを得ず中止となる可能性がございます。予めご了承ください。
→当館におけるウイルス対策について
GALLERY
映画『Being であること』
海外コーディネーターとして、テレビ業界で生きる西山ももこは、日々の仕事の中で、ふと疑問を持つ。多様性が叫ばれる今、本当の意味でのダイバーシティとは何か、理解できているのだろうか…。LGBTQだからといって、みんな一緒とは限らない、様々な意見があるはずだ。
西山はLGBTQにカテゴライズされている人たちに、彼らが積み重ねてきた内省や思索を聞くべく、訪ね歩くことを決意。“マイノリティ”という言葉を使うのが正しいのか?彼らが何を思い、どういう表現を嫌い、受け入れているのか。
9人に率直な疑問を投げかけ、自分自身『であること』を聞くうちに、西山は更なる疑問を持ち始め…。
●監督:和田萌●出演:西山ももこ、あべさきよ、伊藤あかり他
●製作・配給エポックル株式会社
●2021年日本●94分
@EpocL
『being であること』 公式twitter