映画『子どもたちをよろしく』の公開初日に舞台挨拶が決定しました。本作の企画を務めた元文部科学省の寺脇研さんと前川喜平さんをお迎えします。
いじめや虐待、自殺といったどもたちを取り巻く社会の闇、そして、その背景にある貧困や性暴力、DV、アルコールやギャンブル依存などを繊細かつ鋭く描いた本作。企画を立ち上げたおふたりにたっぷりお話をしていただきます。舞台挨拶後には、質疑応答とサイン会も予定しています。皆様のご来場お待ちしています。

INFORMATION

日 時:2020/3/28(土)
①10:10~ 上映終了後、舞台挨拶

ゲスト:
寺脇研(企画・統括プロデューサー)
前川喜平(企画)

料 金:劇場通常料金→詳しくはこちら

会 場:静岡シネ・ギャラリー

注 意:定員制、全席自由、途中入場不可、舞台挨拶のみの参加不可


映画公式HP

ゲスト

寺脇 研氏 (企画・統括プロデューサー)

1952年生まれ。元文部官僚。京都造形芸術大学教授。映画評論家。映画プロデューサー。官僚時代は「ゆとり教育」の旗ふり役として「ミスター文部省」と呼ばれた。退官後もNPO法人「カタリバ大学」の学長を務め、民間の教育者の立場から発言や著作を続けている。映画プロデューサーとしては『戦争と一人の女』(13年/井上淳一監督)を皮切りに『バット・オンリー・ラヴ』(16年/佐野和宏監督)を製作。本作はプロデュース3作目となり、ライフワークである社会教育問題に切り込んでいる。

前川喜平氏 (企画)

1955年、奈良県生まれ。東京大学法学部卒業後、79年、文部省(現・文部科学省)入省。文部大臣秘書官、初等中等教育局財務課長、官房長、初等中等教育局長、文部科学審議官を経て2016年、文部科学事務次官。17年、同省の天下り問題の責任をとって退官。現在は、自主夜間中学のスタッフとして活動する傍ら、執筆活動などを行う。

 

映画『子どもたちをよろしく』

 

デリヘル嬢の優樹菜(鎌滝えり)は、義父の辰郎(村上淳)から性暴力を受けていた。
彼女が働く店の運転手・貞夫(川瀬陽太)は重度のギャンブル依存症で、中学2年生の息子・洋一(椿三期)がいじめに遭っていることを知らずにいた。
あるとき優樹菜の義理の弟・稔(杉田雷麟)は、家の中でデリヘル店の名刺を拾って彼女の仕事に疑問を抱き、
同じ学校に通っている洋一のように自分もいじめられるのではないかと不安になる。

 

監督・脚本: 隅田靖
企画・統括プロデューサー: 寺脇研
企画: 前川喜平
日本 / 太秦配給 / 2020年
キャスト:鎌滝えり(赤沢優樹菜) 杉田雷麟(赤沢実) 椿三期(吉原洋一) 斉藤陽一郎(安藤誠) ぎぃ子(朋美)

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