大映男優祭
薄桜記
2018/7/26(木)~7/28(土)
2018/7/26(木)~7/28(土)上映 連日①10:00~
ストーリー
丹下典膳は高田馬場での決闘へ向かう途中の中山安兵衛と出会った。安兵衛の相手が自分と同門の知心流と知りその場を離れる典膳だったが、同門を見捨てたとして師匠から破門を言い渡される。
典膳は千春という女性と結ばれるが、留守中に知心流の門弟五人により千春を陵辱されてしまう。
五人組に復讐するため、典膳は浪人となり千春と離別し、さらに千春の兄に斬られ片腕を失った。
安兵衛は主人である浅野内匠頭の仇討ちのため吉良邸への討ち入りを計画。一方、典膳は吉良家に迎え入れられていて……。
チェック
五味康祐の同名小説を「ジャン・有馬の襲撃」の伊藤大輔が脚色し「若き日の信長」の森一生が監督。
高田馬場の決闘から吉良邸討ち入りまでの赤穂浪士の物語を背景に、一人の剣豪が悲劇に巻き込まれていく姿を描く。
雷蔵作品の中でも傑作と呼び声高い大映時代劇の到達点。
降りしきる雪が血に染まるクライマックスの凄絶な美しさも必見。