2017/7/2(日)14:00~
『うつろいの標本箱』特別上映会&舞台挨拶開催

特別上映会では、監督と出演者によるトークイベントを実施予定。
黒木渚のCDから出発した作品づくり、公募によって選ばれた俳優たちとの脚本づくりや撮影の裏側などをじっくり話します。

『うつろいの標本箱』

ストーリー:
大学生のイツキ(櫻木百)と悠一(小川ゲン)は、川岸でカメラマンの鉄也(渡辺拓真)が死んでいるのを発見する。
イツキは悠一に思いを寄せていて、その日も彼が絵画教室でヌードデッサンをすると聞いて心穏やかではいられなかった。
一方、モデルのみその(橋本致里)は絵画教室で、3年ぶりに元恋人の孝生(佐藤岳人)と会い……。

作品解説:
シンガーソングライター・黒木渚のアルバム「標本箱」をモチーフに新進気鋭の鶴岡慧子が監督した青春群像劇。
黒木の歌詞で描かれる女性の強さや弱さ、揺れる思いを登場人物の6人の女性に託し、ささいな日常の中で生まれる様々な感情や出来事を1日の物語として点描のように描く。

●監督・脚本:鶴岡慧子
●出演:櫻木百、小川ゲン、赤染萌、小出浩祐、橋本致里他
●タイムフライズ配給●2015年日本●95分

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ゲスト:鶴岡慧子(映画監督)

1988年生まれ、長野県出身。
立教大学在学中から映画を撮り始め、卒業制作としてつくった初長編監督作品『くじらのまち』(2012)が、自主映画コンテストPFFアワード2012においてグランプリを受賞、その後 釜山国際映画祭やベルリン国際映画祭など各国の映画祭にて上映される。
2012年に東京藝術大学 大学院 映像研究科 映画専攻 監督領域に入学。大学院在学中に長編2作目となる『はつ恋』(2013)を監督、同作品はバンクーバー国際映画祭ドラゴン&タイガーアワードにノミネートされた。
その後、修了制作として『あの電燈』(2014)を監督し大学院を修了。
第23回PFFスカラシップに選ばれ監督した最新作『過ぐる日のやまねこ』(2015)は、ユーロスペースにて公開された。